診療カレンダー
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■ 休診日:木曜・日曜・祝日
高血圧症
現在、高血圧症の方は日本で約4000万人であり、生活習慣病の中で最も多い疾患です。
高血圧症には、本態性高血圧症と2次性高血圧症があります。高血圧症の方の場合まず、2次性高血圧症でないかを調べる必要があります。
2次性高血圧症が否定された場合、本態性高血圧症という診断となります。本態性高血圧症は全高血圧症の90~95%です。2次性高血圧症が5~10%あることを忘れてはいけません。2次性高血圧症の原因としては1)腎性高血圧症、2)内分泌性高血圧症、3)血管性高血圧症、4)神経性高血圧症、5)その他に分けられます。
1)は腎実質性高血圧症、腎血管性高血圧症(腎動脈の狭窄)で全高血圧症の2~5%です。
2)は下垂体腫瘍(下垂体ホルモン産生腫瘍)、甲状腺機能亢進症、原発性アルドステロン症、Cushing症候群、褐色細胞腫です。全高血圧症の1%です。
3)は大動脈炎症候群、大動脈縮窄症(先天性)です。
4)は脳腫瘍、脳出血、脳炎、椎骨動脈による延髄の圧迫などです。
5)は妊娠中毒症、薬剤誘発性(甘草、ドーパミンアゴニスト、NSAIDs、ステロイド、抗うつ薬など)、Liddle症候群、睡眠時無呼吸症候群などです。これらが除外され初めて本態性高血圧症と診断されます。特に35才未満で高血圧症を発症した方は、充分な検査が必要と思われます。
高血圧症は、それ自体ではほぼ症状を伴いません。いわゆるサイレントキラーです。しかし、放置すれば、動脈硬化が進行し、脳血管障害や心筋梗塞、心不全などを来すため、十分なコントロールが必要となります。
治療としては、充分な減塩(1日6g以下)、節酒、禁煙は必要ですが、薬物療法も重要です。高血圧症の薬には、Caブロッカー、ARB(アンギオテンシン受容体拮抗薬)、ACE(アンギオテンシン変換酵素)阻害薬、βブロッカー、利尿剤、αブロッカーやそれらの合剤などがあり、状況に応じて使い分けます。治療目標は140/90mmHg未満ですが、慢性腎臓病、心筋梗塞や脳梗塞後の方は130/80mmHg未満を目指します。
医院概要
医院名 | おおくぼ脳脊椎クリニック |
診療科目 | 脳神経外科・内科 |
住所 | 茨城県土浦市並木5-4079-1 |
電話番号 | 029-832-8732 |
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日祝 |
09:00~12:00 | ● | ● | ● | - | ● | ● | - |
15:00~18:30 | ● | ● | ● | - | ● | ● | - |
常磐線土浦駅からタクシーで約10分です。