診療カレンダー
12月 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 01 |
02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 |
09 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 |
30 | 31 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 |
1月 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
30 | 31 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 |
06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 | 31 | 01 | 02 |
■ 休診日:木曜・日曜・祝日
手足のしびれ
手足のしびれや痛みは、脳疾患によって起こる場合、脊椎脊髄疾患によって起こる場合、末梢神経疾患によって起こる場合があります。
しびれという言葉は、非常に主観的なものであり、麻痺、振戦、筋痛、筋痙攣、関節のこわばりなどをしびれと表現する方もいますが、ここでのしびれはぴりぴりするとか、じんじんするとか、さわった感じがしないとか、いわゆる感覚の障害のことです。
診断は、しびれに伴う随伴症状や既往症、症状の出方(急な発症か、徐々に発症してきたか、一側か、両側か、上肢か、下肢か、上下肢か)また神経所見などによって、おおよその予想がつきます。確定診断を行うためには、MRIや末梢神経伝導速度、血液検査、時には髄液検査などを行い診断していきます。
しびれを来す疾患は、脊椎脊髄疾患と末梢神経疾患が圧倒的に多いです。
ある程度症状から予想がつく疾患は、頚部痛と一側の上肢のしびれ(痛みを伴う)の場合は頸椎椎間板ヘルニアの可能性が高いといえます。また外傷後に、両上肢または両上下肢のしびれ、両手の巧緻運動障害、歩行障害などが悪化した場合は頚部脊柱管狭窄症に伴う頚髄症の可能性が高いといえます。また、腰痛と一側の下肢痛、下肢しびれが出た場合は腰椎椎間板ヘルニアの可能性があります。
以前より腰痛持ちで、両下肢のしびれが出て、間欠性跛行(休み休みでないと歩行が困難)などの場合は腰部脊柱管狭窄症などの可能性が高いと言えますが、下肢の閉塞性動脈硬化症も念頭におかねばなりません。糖尿病の既往があって、四肢末梢にしびれが出た場合は糖尿病性神経障害を考えなければなりません。
また、急性発症で先行感染(胃腸炎、上気道炎)の約1週間前後での発症であればGuillain-Barre症候群を疑う必要があり、髄液検査をしなければなりません。肘や手首を酷使する仕事をしていて、両手にしびれを訴えた場合は肘部管症候群や手根管症候群などの絞扼性末梢神経障害の場合もあります。また、下肢のしびれ、足関節の背屈障害などが出た場合は腓骨神経麻痺の場合もあります。
診断がやっかいなのは頸椎椎間板ヘルニアや腰椎椎間板ヘルニアがあって、さらに絞扼性末梢神経障害(肘部管症候群、手根管症候群、腓骨神経麻痺など)も合併している場合で、このような疾患をdouble crush syndromeと呼びます。このような場合はMRIだけでなく、末梢神経伝導速度を測る必要があります。また、脳梗塞(特に視床)の後遺症として、半身のしびれがあり、そこに頸椎疾患を伴うとどちらの症状か判別困難なこともあります。入念な問診、神経学的検査が必要になります。
しびれという言葉は、非常に主観的なものであり、麻痺、振戦、筋痛、筋痙攣、関節のこわばりなどをしびれと表現する方もいますが、ここでのしびれはぴりぴりするとか、じんじんするとか、さわった感じがしないとか、いわゆる感覚の障害のことです。
診断は、しびれに伴う随伴症状や既往症、症状の出方(急な発症か、徐々に発症してきたか、一側か、両側か、上肢か、下肢か、上下肢か)また神経所見などによって、おおよその予想がつきます。確定診断を行うためには、MRIや末梢神経伝導速度、血液検査、時には髄液検査などを行い診断していきます。
しびれを来す疾患は、脊椎脊髄疾患と末梢神経疾患が圧倒的に多いです。
ある程度症状から予想がつく疾患は、頚部痛と一側の上肢のしびれ(痛みを伴う)の場合は頸椎椎間板ヘルニアの可能性が高いといえます。また外傷後に、両上肢または両上下肢のしびれ、両手の巧緻運動障害、歩行障害などが悪化した場合は頚部脊柱管狭窄症に伴う頚髄症の可能性が高いといえます。また、腰痛と一側の下肢痛、下肢しびれが出た場合は腰椎椎間板ヘルニアの可能性があります。
以前より腰痛持ちで、両下肢のしびれが出て、間欠性跛行(休み休みでないと歩行が困難)などの場合は腰部脊柱管狭窄症などの可能性が高いと言えますが、下肢の閉塞性動脈硬化症も念頭におかねばなりません。糖尿病の既往があって、四肢末梢にしびれが出た場合は糖尿病性神経障害を考えなければなりません。
また、急性発症で先行感染(胃腸炎、上気道炎)の約1週間前後での発症であればGuillain-Barre症候群を疑う必要があり、髄液検査をしなければなりません。肘や手首を酷使する仕事をしていて、両手にしびれを訴えた場合は肘部管症候群や手根管症候群などの絞扼性末梢神経障害の場合もあります。また、下肢のしびれ、足関節の背屈障害などが出た場合は腓骨神経麻痺の場合もあります。
診断がやっかいなのは頸椎椎間板ヘルニアや腰椎椎間板ヘルニアがあって、さらに絞扼性末梢神経障害(肘部管症候群、手根管症候群、腓骨神経麻痺など)も合併している場合で、このような疾患をdouble crush syndromeと呼びます。このような場合はMRIだけでなく、末梢神経伝導速度を測る必要があります。また、脳梗塞(特に視床)の後遺症として、半身のしびれがあり、そこに頸椎疾患を伴うとどちらの症状か判別困難なこともあります。入念な問診、神経学的検査が必要になります。
医院概要
医院名 | おおくぼ脳脊椎クリニック |
診療科目 | 脳神経外科・内科 |
住所 | 茨城県土浦市並木5-4079-1 |
電話番号 | 029-832-8732 |
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日祝 |
09:00~12:00 | ● | ● | ● | - | ● | ● | - |
15:00~18:30 | ● | ● | ● | - | ● | ● | - |
常磐道の土浦北インターを土浦方面に下りてすぐ(車で約1分)
◆土浦駅からお越しの方へ
常磐線土浦駅からタクシーで約10分です。